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半導体関連は好調持続へ [アナリストレポート]

2010-03-10

 昨年の4月に約0.9ドルだったDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)のDDR3型のコントラクト(大口需要家)価格に右肩上がりの上昇が続き、2月終盤についに2.5ドルを超えてきた。背景にあるのは「ウィンドウズ7」効果や、ネットブック型の人気によるパソコン需要の増加、スマートフォンやデジタルテレビなどの普及拡大である。


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 今3月期第2四半期累計(昨年4~9月)の決算発表時、非常に多くの企業は「第4四半期(1~3月)が全く読めない」と景気の二番底におびえていた。しかし、半導体関連企業は、総じて第4四半期まで読めているとし、来期も多少、受注にデコボコはあっても、順調な拡大が続くとみていた。その通りの展開がここまで続いている。

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 例えば、DRAMで世界第3位のエルピーダメモリ(6665)。今3月期第3四半期の連結営業損益は、累計(昨年4~12月)では109億円の赤字だったが、第3四半期(同10~12月)だけを見ると305億円の黒字で過去最高を記録。DDR3のコントラクト価格が10月の1.75ドルから12月に2.25ドルに上昇したためである。第4四半期は2.25ドルから直近では2.5ドル超へと、さらに上昇を続けており、営業利益は第3四半期に比べ、大幅な増加が期待できる。会社側は「来第1四半期(4~6月)の市況も悪くなさそう」と、控えめな表現の中に、早くも来期への手応えを強めているようだ。


 半導体製造装置に目を向けると、世界第3位の東京エレクトロン(8035)では「今3月期第4四半期も、第3四半期と同様に好調な受注が続いている」(会社側)とし、前回取り上げた、半導体製造工程でガスや液体の流量を制御する「マスフローコントローラ」で世界シェア40%の堀場製作所(6856)も順調に受注を重ね、株価は8日に昨年来高値を更新。他社に比べ業績回復が半歩遅れているアドバンテスト(6857)は、DDR3型のテストシステムで市場を独占しているとみられ、今後DDR3の増産の進展と、チップのスピード上昇に対応するためのテスターの世代交代という、ダブルの追い風で来3月期業績のV字回復を目指している。

また、2社でシリコンウエハーの世界シェア7割を占める信越化学工業(4063)とSUMCO(3436)は「主力の300ミリメートルウエハーはフル稼働状態にある」(両社)とし、さらに半導体の需給が締まっていけば、待望の値上げが可能となる。業界では今年の夏場説がずっとささやかれてきたが、早まる可能性が否定できない。
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