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景気回復相場の“一番打者” [アナリストレポート]

景気回復相場の“一番打者”

2009-05-01


平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!

臆病者のための株入門


 さあ、5月相場。新緑の季節にふさわしく、スカッとさわやかな快晴相場(=上昇相場)になるか、それとも豚インフルエンザ禍の拡大や、米金融機関に対するストレステスト(健全性の査定)などが足を引っ張って波乱状態になるか、きわめて注目すべきポイントに差し掛かった。
 4月10日の取引時間中高値9,068円を上抜くようだと、前者の上げ相場へのシグナルが灯る。逆に、4月に入ってから一度も割り込んでいない75日移動平均線(4月30日現在、8,088円)を下に切ったとき、後者の波乱相場が本格化する合図となるだろう。

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 2週間前の当欄(4月17日付)で、私は「次の戻り相場第2ラウンド入り」について、「上場企業の『上期不振継続』、『下期はやや好転』という『なべ底』型の収益見通しを見極めた5月初旬以降になるだろう」と書いた。そして「経営トップのガードはこれまでになく固い。したがって、今年度は保守的な収益予想一色に染め上げられるはずだ」とも指摘したが、その後、東証1部上場の決算取材を重ねる中で、こうした感触はますます強まっている。

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 業績がどこまで悪くなるか分からない時に、買い注文を出すのは、不気味な藪(やぶ)の中に手を突っ込むようなもの。だれもが、尻込みする。
 しかし、収益の底打ちムードが広がると、たとえ急激な回復の見通しではないにしてもマーケットに買い安心感が醸成される。したがって、株価が一時的に下落したときでも押し目買いが入って、閂(かんぬき)のような役割を果たす。
 昨年秋以降の大暴落相場の傷痕が依然、生々しいため、先行きに対する警戒論は根強いものがあるが、今回は戻り売りパワーを押し目買い勢力が徐々に上回っていく展開、言うならば「雲の切れ間から晴れ間が広がる」、そんな感じの5月相場になるのではないか。

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 個別で見逃せないセクターの一つが石油化学だ。一番の理由は、石油化学が鉄鋼などと並んで、景気敏感型業種の代表的業種であるからだ。
 もし、景気回復ととともに、株価も出直り色を強めていくのであれば、この石油化学は他のセクターに先んじて動き始めるのは、まず間違いない。
 すでに、春先から、その兆しはあった。日経平均株価が取引時間中に7,021円まで下落したのが3月10日。そこから4月10日の9,068円まで29%上昇した。
 ところが、石油化学セクターの主力銘柄の株価を見ると、今年に入ってからの安値を付けた日は三井化学(4183)が3月3日、住友化学(4005)は2月19日、東ソー(4042)が2月20日、旭化成(3407)は2月26日、昭和電工(4004)が3月3日、といった具合に、日経平均株価より、ひと足先にボトムアウトし、回復コースに踏み込んでいる。
 こうした景気敏感セクターの株価底入れにおける先行性が示唆するのは「景気が立ち直る過程でも相場修復のリード役になる可能性が高い」という点だ。ある意味で、石油化学株は、5月相場の命運を左右する存在といえるかもしれない。


 だからこそ、今後、発表される各社の決算発表と株価の反応には十分に目配りしておきたい。旭化成、東ソーが5月12日、また住友化学、三井化学、宇部興産の3社は5月11日に前09年3月期決算を発表する。


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