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来週の為替市場見通し=ドル・円は米経済指標にらみの展開か、雇用統計に注目 [為替予想]

来週の為替市場見通し=ドル・円は米経済指標にらみの展開か、雇用統計に注目
2009/07/31 18:54

 予想レンジ:1ドル=93円-97円
 8月3日からの週、ドル・円は米経済指標をにらんだ展開となりそうだ。3日に7月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数、5日に7月ISM非製造業景気指数、7月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、7日に7月雇用統計と重要指標の発表が相次ぐ。米景気に対する楽観的な見通しが強まっているだけに、経済指標の多少の上ブレでは、反応薄になるとみられる。むしろ経済指標が弱い内容となった場合に、リスク回避目的の円買いが強まる展開を警戒する必要がありそうだ。
 最大の注目は7月米雇用統計。31日現在の市場予想は、非農業部門雇用者数が前月比34万人減、失業率が9.6%となっている。2日に発表された6月雇用統計は非農業部門雇用者数が同46万7000人減と市場予想(同36万3000人減)を大幅に下回った。これが投資家のリスク資産売り・円買いの動きが強まるきっかけとなっただけに、今回も非農業部門雇用者数の下ブレを警戒する必要がある。市場では、「米企業決算が好調だった背景には企業がリストラをしたことがあるとみている。失業者はかなり増えているはずだ」(東京都民銀行 シニア為替アドバイザー・角田秀三氏)との指摘が出ていた。

 雇用統計が悪い内容となった場合、安全資産の円を買う動きが進行しよう。ただ、「足元ではドルと米国株式、ドルと米長期金利の逆相関関係が強まっている。雇用統計が下ブレして株価が下落すればドルは買われるとみている。ただ、このとき円も買われるため、ドル・円の値動きはそれほど大きなものとはならず、クロス円の下落の方が目立つだろう」(JPモルガン・チェース銀行 債券為替調査部長・佐々木融氏)という。市場ではドル・円の下値として93-94円を指摘する声が多かった。

 クロス円の動向をみるうえでは4日のRBA(豪州中銀)、6日のECB(欧州中銀)とBOE(英中銀)の政策金利発表に注目。いずれも金利は据え置きが予想されており、中銀が現在の金融緩和政策や今後の景気見通しについてどのような見方を示すかが材料視されそうだ。BOEは7月の金融政策委員会の実施時に、量的緩和策として実施している英国債などの買い取り枠拡大について8月に改めて検討するとした。「第2四半期英GDP(国内総生産)が悪かったことが意識される可能性がある。買い取り枠の拡大が決まれば、ポンド売りが進むだろう」(角田氏)との声が聞かれた。

提供:モーニングスター社



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コメント 2

ayu15

円高?続いてますね。

日本経済も不調なので円高で落ち着いてるのがよくわからないです。
ユーロ買っとけばよかったかも・・・
by ayu15 (2009-08-05 08:52) 

まーぶる

>ayu15さん
コメントありがとうございます。
そうなんですよね~
あとになると買っとけばよかったってよく思うんですが、いざ買う時にはなかなか決断ができない・・・・・

円は今は上がり下がりふらふらしてる感じですねぇ
by まーぶる (2009-08-06 21:46) 

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