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医者が患者を本気で治療したくなる話し方 [医者が患者を本気で治療したくなる話し方]

医者も人間。

「病気で苦しんでいる人が目の前にいれば、助けたいと思うものです」と池上内科循環器クリニック院長 池上晴彦氏は言う。

しかし、その気持ちを萎えさせてしまう患者がいるのは確か。最初から不信感をあらわにして、斜に構えた態度を取るのは問題だ。

医者に親身になって診察してもらうためには、「通常の、人間同士のコミュニケーションを考えればよいのです」と池上氏は話す。相手が医者だからといって、特別に構える必要はない。診察室に入ったときの「こんにちは」という挨拶、笑顔、そしてお互いを尊重する気持ちを伝えることだ。


予約した時間に遅刻したり、ほかの医者の悪口を言ったりするのはもってのほかだろう。「よそで自分の悪口も言われているのではと思う」(医師・ジャーナリスト 富家孝氏)からだ。

また、「肝臓が悪いので点滴してください」など、病名や治療法を決めつける患者は嫌がられる。医者は治療法を決めるのは自分だと思っているため、プライドを傷つけることになる。


藤野氏は、「病気で不安だからといってかっとなり、反抗的な態度を取るのはダメ。損をするのは患者です。患者から人間扱いされない医者が、患者を人間扱いするのは難しい」と指摘する。


「いい医療は、患者と医者の信頼関係から生まれます。名医というのは探すものではなく、患者が育てるもの」(富家氏)なのだ。


「ドクターショッピング」は患者が損するだけ

医者は、自分の健康について一生懸命考え、診察に協力的な患者に対して、助けたいという気持ちを強く持つものだ。「予習と復習」を勧めるのは、池上氏である。まず診察前の「予習」として、自分が伝えたい症状についてできるだけ具体的に「いつから」「どこが」「どのような状態か」をメモする。


医者への情報提供がスムーズに進むうえ、自分の不安や疑問点も整理できて聞き忘れも防げる。医者の側も、「この患者は情報提供が円滑で診察に協力的だし、治療に一生懸命取り組んでいるな」という印象を受けるだろう。


診察中は医者の話を簡単でもよいのでメモしておき、帰宅後は復習する。理解できなかったことや疑問が出てきたら、次回質問するために書き留めておこう。


予習、復習をする患者には「医者もいい緊張感を持って接するようになる」(富家氏)、「自分も頑張らなくてはと思う」(池上氏)そうだ。


かかっている医者に内緒で、複数の医者にかかったり、前の病院の紹介状なしに病院を転々とする「ドクターショッピング」。これは「セカンドオピニオンを求めることとは異なります」と池上氏は説明する。


主治医から受けた診断について、ほかの医者からも意見を求める「セカンドオピニオン」の場合は、主治医に事前に相談し、これまでの検査結果などの情報を持って別の医者に相談に行く。


一方、ドクターショッピングをする人は、これまでの診察の情報を何も持たずに新しい病院に行く。そのため、また最初から問診をし同じ検査をやり直すことになる。

無駄が多いうえ、医者との信頼関係を築きにくいこともある。「医者の側も、『医者に対して少し不信感を持っているのかな』と受け取る場合があり、あまりいい印象を持たれないかもしれません」と池上氏は言う。患者にとっていいことはあまりなさそうだ

【提供:ロイター】
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