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SQ値意識 商い集中しフシを形成 次の上昇に備える [アナリストレポート]

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2010-03-17

 相場にはその時々でフシ目が存在する。それまでの高値や安値、移動平均線などチャート上の数値が一般的だ。そうしたフシ目の一つとして指摘されるものに先物やオプションの決済値であるSQ(特別清算指数)がある。現物の派生商品である先物の場合、期日があり、3カ月に1回、オプションの場合は1カ月に1回決済される。取引のルール上、決済日の始値で先物と現物の価格は一致することになっており、この数値を決済値とする取り決めだ。


 3月12日は年4回の先物とオプションが同時に決済される“メジャーSQ”だった。


 日経平均先物・オプション3月限のSQ値は1万808.73円。ところが、12日の日経平均の高値は1万777.49円。現実には存在しない株価ということになる。これはSQが、日経平均を構成する225銘柄のそれぞれの寄り付き値を個々に集計して算出するという決まりごとになっているため。通常の日経平均の始値は、構成銘柄が約定していない場合でも、これを集計して算出する仕組み。実際に存在しない高値が出たのはこのためだ。

 SQ当日はインデックス売買が交錯するため、出来高も増加するのが一般的。12日も日経平均構成銘柄のファーストリテイリング(9983)が売買代金トップとなったほか、ファナック(6954)、ソニー(6758)、トヨタ(7203)、キヤノン(7751)など値がさ株が上位を占めた。こうして、SQ当日は商いが集中するため、これが相場のフシとしても意識されることになる。

 さて、先物は実態のない単なる指数。指数を保有していても配当がもらえないため、現物の株価から配当分を差し引き、これに現金の調達コストである短期金利を上乗せして“先物の理論値”を算出する。この理論値より実際の先物価格が高ければ、割高な先物を売り、現物株を買う裁定買いが入り、現物株を引っ張る。

 現在の経済状況から依然として低金利が続くと予想されるため、調達コストが急上昇する環境にはないと判断できる。最近は一部の先物プレーヤーの動向が相場に影響力を持っていると指摘されている。物色も材料株中心の色彩が強く、指数の動きは先物主導という構図が続きそう。ただ、インデックスが動く場合、主力株の出番が予想され、この地盤を固めるためにも、まずはSQ値をクリアしたところでの推移が望まれる。SQ当日は流動性が高まるため、需給面で懸念される持ち合い解消の売りなど大口の売買がこなされるのが通例。まとまった売りが出たのなら、むしろ今後の相場の需給にプラス要因となってくる。

【提供:モーニングスター】
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