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2010/06/11 19:11
岡村隆史、ネタはがきを読み終える。ひと呼吸おいて
「しゅーりょー!!」
お笑い芸人・ナインティナインの岡村隆史は、こうしてコーナーの終わりを告げる。
深夜ラジオでのことである。
コーナーの常として、最初はコーナー設立の趣旨に則ったネタが寄せられる。そのうち、リスナーの大爆笑を誘うような、岡村の相方の矢部浩之が言うところの「ハネる」ネタが出てくる。しかし、これがコーナーの分岐点になることが多い。ネタを投稿する者のなかに、ハネたネタのパターンをまねて投稿する者が続出し、やがて、コーナーそもそもの趣旨が変わるほど一方向に流れてしまう。
そのタイミングをみて岡村は叫ぶのである。
「しゅーりょー」
欧州圏のソブリンリスク――
為替マーケットがこれを材料にユーロをひたすら売り込む局面が終わりに近づいている。
発端は、ギリシャの財政不安だった。ギリシャの前政権下での統計数値のずさんさ。ユーロ加盟基準から大きく外れた名目GDP(国内総生産)対比での財政赤字、ユーロ圏の盟主・ドイツとの過去の歴史に根ざした確執。財政危機という国家の一大事にもかかわらず根強い国民の反発。ユーロ圏各国の財政がバラバラであるために機動的な救済は望めないという、ユーロシステムの根本的な欠陥をベースに、悪材料がPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)のなかを順に回る。4月27日にはギリシャの3段階格下げ、ポルトガルの2段階格下げが同時に起こり、5月10日にはEU(欧州連合)がIMF(国際通貨基金)とともに総額7500億ユーロに上る緊急融資制度を創設。ECB(欧州中銀)はユーロ圏で発行された政府債や民間の債券を購入すると発表。
5月半ば以降、「風向き」が変わる。
ドイツが突然打ち出したカラ売り規制が各リスク資産市場を揺さぶった。
しかし、これは「ユーロ売り材料」とは少々違う。もちろん、ドイツの金融機関が危ないためにドイツ政府はこういう措置に出たとの思惑は出たものの、財政赤字への懸念とは違う。
6月4日にはハンガリーの財政不安から各市場に動揺が走った。
しかし、ハンガリーはユーロには加盟していない。理屈はある。ユーロ圏の国々がハンガリーに与信を提供している。財政不安で通貨フォリントが売られれば、ハンガリーの対外債務返済は困難になる。ハンガリーの景気が悪くなればユーロ圏にもマイナス。
ただ、決定的な違いが。
ハンガリーはすでにIMFやEUから金融支援を受けている――
仮に財政危機に陥っても、ギリシャ支援をめぐって当初あったような混乱(EU主導か、IMF関与か)は想定しにくい。これは、ユーロに加盟しないことのメリットである。
「しゅー!りょー!」
ブースの外には、もう次のパーソナリティーたちが控えている。
ブラジルレアル、カナダドル、豪ドル、NZドル。
このマーケットの混乱の中でも力強い経済成長を示し、中銀が利上げに踏み切った国々である。
6月半ば以降は、彼らのための時間になる。(和田崇彦)
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(敬称略)
【提供:モーニングスター社 】
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ナイスありがとうございます。
この記事にコメントさせてもらいました。
仕事が金融システム構築なので…
それでは、失礼します。
by まなたく (2010-06-24 23:50)
>まなたくさん
ご訪問&nice!&コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
by まーぶる (2010-06-26 15:15)