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陰に隠れた強力な株価対策(アナリストの視点) [アナリストレポート]

もうからない!サラリーマン初心者の株式投資とFX

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<記事抜粋です。>


陰に隠れた強力な株価対策2009-03-17

 先週末13~14日に英国で開催されたG20(主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議)では追加財政出動の数値は、米国と欧州の温度があり、共同声明には盛り込まれず。「あらゆる金融政策を総動員」という空疎な抽象的なコメントが流れただけという結果になった。


 また、4月2日にロンドンで開催する第2回金融サミット(G20)も実のある会議になるとは思えない情勢。第1回(昨年11月15日、ワシントン)にしても、各国が金融危機や景気減速に対して協力して取り組むことで一致しただけ。今回も追加的な景気刺激策への取り組みを議論するほか、金融監督規制や保護主義なども議題に上っているが、どこまで、踏み込んだ共同声明が発表されるかは疑問視されている。


 こうした状況下で、注目されているのが米国の会計基準の変更。米国の財務会計基準審議会(FASB)では3週間以内に新たな指針を発表する予定で、世界各国の金融機関が固唾を飲んで見守っている。サブプライム(信用度の低い住宅ローン)問題から端を発した金融不安・信用不安・景気低迷は、金融機関の保有する証券化商品の評価損拡大に拍車をかけている。「いつまでたっても、終わらない評価損」にFASBが大鉈(なた)を振るおうとしている。


 もちろん、時価会計という基準を変更するのは「禁じ手」で邪道で議論は交錯しているという。足元では(1)現行維持(2)一部緩和(3)時価会計の凍結―という3点に絞られている。(1)以外の決着となると、米国の金融機関は更なる一段高になると予想されている。時価会計の表面上の数値を緩和するだけでも金融機関の損失額は大幅に減少するからだ。引いては金融機関に対する公的資金注入額も減少する。金融不安・信用不安が払拭されるまでの時限措置なら、実現の可能性は高い。


 さらに、もう一点。カラ売り規制だ。米SEC(証券取引委員会)は4月に公聴会を開催して、アップティックルールの再導入を決定する運び。アップティックルールはカラ売りする際に、直近の約定値段より、安い値段で売ってはいけないというルール。自由市場という観点からは「禁じ手」になるわけだが、特定の銘柄を売り込んだり、株価を下げたり出来なくなるわけだから、株式市場全般にはプラスに作用する。


 米国の金融機関株が落ち着いてくれば、日本の銀行株も本格的な反騰も期待できる。こうしたマスコミで大きく取り上げられない対策こそ、今市場に求められている。(仏雲) 

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