来週の日本株の読み筋＝目先弱含みの展開か

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来週の日本株の読み筋＝目先弱含みの展開か

2009/05/15 18:30

　来週（１８日－２２日）の東京株式市場では、週後半に１－３月期ＧＤＰ（国内総生産）成長率（２０日）、日銀金融政策決定会合（２１－２２日）を控え、日経平均株価は動きにくい。国内企業決算がピークを越え、外部環境に市場の視線が向かいやすい情勢だ。高値警戒感から、市場では「米国株や為替動向次第では９０００円割れも目先可能性がある。下値メドは４月に一度付けた８５００円近辺。材料不足からいったん利食い優勢となる局面も想定される」（みずほ証券　エクイティ調査部・三浦豊シニアテクニカルアナリスト）との声が聞かれた。

　経済指標・イベントは、海外は４月米鉱工業生産（日本時間１５日午後１０時１５分）、ミシガン大学消費者信頼感指数（同１０時５５分）、国内は４月消費者態度指数（１８日午後２時）がある。１８日の企業決算（引け後含む、全市場）は２５社程度と少ない。日本ゼオン <4205> 、東京精密 <7729> が注目される。

［ 株式新聞速報ニュース／ＳＵＰＥＲ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社

タグ：株価予想 来週