SSブログ
お願いします 人気ブログランキングへ にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

来週の国内株式市場見通し:次期衆院選を見据え、民主党関連で二極化か [株価予想]

今週は、テーマ銘柄・中小型株の急激な需給悪化によって波乱のスタートとなったが、米ゴールドマン・サックスや米インテルの予想を上回る決算などの追い風もあり、こう着感を強めながらもリバウンドをみせてきている。ようやく7月入りから下落が続いていた日経平均は10営業日ぶりの反転となり、9000円割れを回避するとともに底打ち感を強めてきている。GSユアサ<6674>のファイナンスなどの影響もあり、新エネルギー関連などのテーマ銘柄の需給調整は続いている。しかし、都議選での自民敗北によって民主党政権を意識した物色のほか、中国のGDPなど経済指標の発表を控えての中国関連、米インテルの決算を受けたハイテクセクターのリバウンド、8月の野村アセットの投信設定を意識した中小型株物色など、手掛り材料は豊富であった。

来週は米決算発表がピークとなるほか、住宅関連の指標発表、破たん懸念が強まっている米CITグループの行方などが注目されるため、これらを受けた外部要因に左右されやすい。連休中にCITグループの破たんなどが通過したとしても、直ぐにアク抜けを意識した動きには向かいづらいであろう。そのため、相場全体の方向性よりは、個別材料株などによる物色が中心となりやすいと考えられる。

また、麻生首相は21日午後に衆院を解散する方針を決め、西松屋<7545>、コンビ<7935>など民主党政権に関連する銘柄が週末に急騰している。次期衆院選の「8月18日公示—30日投開票」に向けて、民主党関連としてメリット・デメリット銘柄の二極化が強まりそうである。そのほか、8月の野村アセットの中小型株投信の設定を控えて、新興市場を中心とした対象銘柄を探る動きが一段と強まることも考えられる。そのほか、国内も翌週辺りから4-6月期決算発表が本格化してくることもあり、次第に業績を意識した物色に向かいそうである。

テクニカル面では、週初の大幅下落も一目均衡表の雲下限がサポートとして機能した格好である。現在は雲上限を目指すトレンドであろうが、この雲は9750円レベルに位置するため、本格的なトレンド転換は期待しづらい。ただし、雲下限が9300円レベルで横ばいを続けるため、現在の水準を維持できるようであれば、日柄調整を交えての先高観は膨らんでくる。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 1

コメント 2

たぁさん

 ご訪問&niceありがとうございます。今日は応援だけですみません…
by たぁさん (2009-07-19 03:08) 

まーぶる

>たぁさんへ
コメントまでいただきありがとうございます。

by まーぶる (2009-07-19 10:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ブログを作る(無料) powered by SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。