25日 明日の日本株の読み筋＝上値重い展開か

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明日の日本株の読み筋＝上値重い展開か

2009/09/24 19:21

　２５日の東京株式市場は、２４日の反動、配当落ち、週末要因と手掛けにくい面があり、上値は重そうだ。また、米国では今晩の８月中古住宅販売件数、翌２５日の米耐久財受注、新築住宅販売件数と住宅関連指標が立て続けに発表される。これらを前に手控え気分も強まるとみられる。一方、２４日はアジア株安、円高など外部環境がさえないなか、半導体関連株への物色が続いて下値は限られた。「日経平均が終値でメドの１万５００円台を維持した点は投資家心理にも好影響」（中堅証券）との声もあり、短期的には堅調推移が期待される。
　資本規制強化が懸念される金融株についても、市場からは「規制強化の内容が明らかになれば、アク抜け感も浮上する」「銀行株については、いまの水準からさらに売り込まれるような局面は考えにくい」など特別警戒するような声は聞かれていない。買い上がる場面は想定しづらいものの、相場全体への影響が限られる可能性は十分ある。

提供：モーニングスター社

タグ：配当落ち 権利 円高 日経平均 金融株 １万５００円台 半導体関連株