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今晩のNY為替の読み筋=緩やかなドル売りトレンド、東京時間の2つの材料を吟味 [為替予想]
冬の備えはできてますか?
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2009/10/06 17:37
6日のNY外国為替市場では緩やかなドル売りトレンドが継続しよう。NY時間には経済指標の発表が行われないため、6日東京時間の材料が米国勢に再度吟味されるとみられる。
東京時間には2つの大きな材料が出た。
1つ目は英インディペンデント紙の報道。湾岸諸国が中国、ロシア、日本、フランスとともに石油取引におけるドルの使用をやめ、円、人民元、ユーロ、金と湾岸協力会議(GCC)参加国の間で検討されている新たな統一通貨を組み込んだ通貨バスケットの利用への移行を計画しているとした。
市場では「記事では、ロシア、中国、日本にブラジルを加えた国々の財務相と中央銀行総裁が協議したとされ、迫力がある。ドルに対しては大きな脅威になる」(大手証券の為替ディーラー)との指摘が出た。一方で、「当該報道でドル不安が急速に高まり、通貨、株式ともに売られる『米国売り』に発展する可能性は低い」(大手証券のエクイティーマーケットアナリスト)との見方が出ている。米国株式が上昇トレンドを維持する限り、緩やかなドル安基調となろう。
資金の向かう先はオセアニア通貨とみている。6日の東京時間の第2の材料が豪ドル、NZドルを一段と押し上げそうだ。
金融危機に際して異例の緩和措置を講じ、景気の回復とともに出口戦略を模索し始めた主要国のなかにあって、RBA(豪州中銀)が先陣を切る形で利上げを決定。豪州と同様、NZでも市場予想に反して好内容の経済指標が相次いでおり、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)の早期利上げが濃厚となっている。豪ドル・円は8月24日以降の上値抵抗線80円ちょうどを大きく上回るか、NZドル・円は9月23日の高値66円38銭を上抜けるかが焦点となる。
もっとも、英紙報道が嫌気されて米国株式が急落をみた場合、円全面高になる可能性が高いため注意を要する。その場合、ドル・円は88円割れが視野に入る。
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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