「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違うのか－3：初心者の株式投資とFX投資の気ままな日記：SSブログ

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「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違う..｜11月15日　「わけあり商品」　激安ショ.. ブログトップ

「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違うのか－3　[職場の人間関係学] [編集]

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「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違うのか
プレジデント 2009年11.30号

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前回はこちらを参照してください。
「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違うのか－1

「働きやすさ」と「働きがい」はどこが違うのか－2
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ここまでの議論を要約すれば、働きやすさは仕事と職場の再設計を通じて確保し、また働きがいは、正統派の人材マネジメントを通じて確保するということだ。

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ただ、この結論に一つだけ注をつけておきたい。それは、おうおうにして、働きがいにしても、働きやすさにしても、企業から従業員に与えられるもののように思われることについてである。確かに、企業や経営者の役割は重要だが、働きがいや働きやすさは、本来決して、与えられるものではない。働きがいや働きやすさの確保は、企業側や現場リーダーだけの責任ではない。働き手の参加がなければ、とても難しいのである。

やや文学的に聞こえるかもしれないが、働きやすさも働きがいも、結局は、働く側と働いてもらう側でつくりこんで獲得するものなのである。何らかのシステムを準備すれば、またリーダーが何らかのアクションを取れば、それで働きがいや働きやすさが成立するのではない。参加するメンバーが経営とともにつくりこんでいく過程があって、初めて存在するものなのである。

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この過程では、働く人もパートナーなのである。働く人は、自分が何を求めるのかを考え、企業に伝えていく必要がある。特に今、働く人の多様性（ダイバーシティ）が高まり、多様な個性が企業で働くようになるにしたがって、企業として働く人のニーズを把握するのは難しくなっている。経営と働く側の相互コミュニケーションが重要なのだ。

このつくりこみは、他の経営現象と同様に、終わりのない戦いかもしれない。それほど、働きやすさと働きがいはうつろいやすい経営資源なのである。でも、私は、企業のためにも、働く人のためにも、そうした努力を強化する時期に来ている気がするのである。

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【提供：ロイター】