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年末年始は強気―低位株で短期勝負 [アナリストレポート]

2009-12-17

 年末・年始の株式相場は強気で攻めたい。ここへきて、日本株を覆っていた暗雲が一つ一つ薄れてきたからだ。

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 一つはドバイの信用不安後退。予想通り、UAE(アラブ首長国連邦)がドバイ首長国に対して100億ドルの支援を発表。もともとドバイ問題は「グッドバイ」(中堅証券)とギャグ化されていたように楽観視する向きが多かった。

ところが、信用不安は完全払拭とはいえず、一部ユーロ諸国の経済悪化・財政悪化からソブリン格付の引き下げという新たな問題も台頭。国際的な信用不安はくすぶり続けている。ただ、直撃する欧州各国と比べて、地域的にも距離のある日本への影響は軽微。しかも株価は欧米に大きく出遅れており、日本株の見直し余地は大きい。


 円高懸念の後退期待もある。現地16日に結果発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)、18日結果発表の日銀金融政策決定会合次第では、円高是正が進む可能性もある。

もっとも、14日に発表された12月調査の日銀短観では、想定為替レートが92円93銭(大企業・製造業)と引き続き、輸出型企業の収益圧迫要因は払拭されていないが、円高の一服は日本株の好材料だ。

 さらに、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)による1兆円超の公募増資は新株の価格が428円で決定(払い込みは21日)、アク抜け感が台頭してきた上、日米欧の金融監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会(BCBS)が、大手銀行を対象とする新自己資本規制は、2012年から段階的に導入する原則は崩さないものの、10年以上の移行期間を設けて、2020年代前半以降に完全実施する方向との報道で、大手銀行の増資観測が後退した。

しかも、東京証券取引所が、増資の際に既存の株主に新株予約権を無償で割り当てるなどの環境整備に乗り出す動きもある。いずれにしても年末・年始は増資の日程上、エアポケットに当たるため過敏になる必要はなく、これまで売り込まれてきたメガバンク株が主導して戻りを試す局面になりそうだ。

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 一方、年末12月の過去5年間の勝敗(1日と30日の比較)は5勝1敗。また、来年は大和総研によると、干支の寅年は「歴史的な買い場になる年」と強気になれる要因もある。

 ただ、個人投資家にとって年末年始に投資妙味があるのは、短期で勝負できる低位株。ただし、今期予想業績は赤字ではなく、しかも配当予定企業。

住宅版エコポイント制度関連で、三協・立山ホールディングス(3432)、すてきナイスグループ(8089)、東リ(7971)など。また、今09年9月中間期の連結業績予想を上方修正した蝶理(8014)、昭和電工(4004)グループの中核化学品商社の昭光通商(8090)などに注目しておきたい。

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