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100年に一度の金融危機がもたらしたのは大構造改革――変身期待銘柄は… [アナリストレポート]

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2010-01-06

 「100年に一度の金融危機」といわれた世界同時不況が日本企業にもたらしたものは何か――。08年10-12月期決算発表以後、各企業のトップは説明会の席上で、一様に皆「業績予測不能の事態」と顔を曇らせた。09年4月からスタートさせるはずだった新中期経営計画も急遽中止とする企業も続出した。その一方で、70%の操業などでも利益が出せる企業体質を目指し、各社リストラ(事業の再構築)を急いだ。


 こうした中で劇的な大構造改革を推し進めたのが、09年3月期に国内製造業としては過去最大となる7873億円の連結最終赤字を出し、構造改革コストが残る今期も2300億円の最終赤字を見込んでいる日立製作所(6501)だろう。


 2010年の創業100周年を前に、日立情報システムズ(9741)、日立ソフトウェアエンジニアリング(9694)、日立システムアンドサービス(3735)を「情報システム事業」として、日立プラントテクノロジー(1970)を「社会インフラ事業」として、そしてさらに日立マクセル(6810)を「リチウムイオン電池事業」として完全子会社化することに踏み切った。


 上場子会社を最も多く持つ日立は、かつてそれがステータスシンボルとして市場から高い評価を得た時期もあったが、経営の効率化の面に加え、親子上場見直し機運も強まり、多くの上場子会社を抱えることに対し市場評価はネガティブへと変化。社会イノベーション事業の強化を目指した事業ポートフォリオの再構築に大きく経営の舵を切った、新生・日立の変身は今後、高く評価されよう。


 復活劇で思い起こされるのは、02年10月に優良企業として名を馳せた松下通信工業や、九州松下電器、松下寿電子工業など5社を完全子会社化したパナソニック(6752)だ。奇しくも完全子会社化した社数は同じ。


 02年10月末に1284円だったパナソニック株は、日経平均株価が当時の1番底を付けた03年4月に860円まで売られたものの、06年4月には最高値(3320円)に迫る2870円まで上伸した。


 日立が復活した暁には、パナソニック同様、上場来高値(2040円)を意識した強烈な上昇波動となる可能性が濃厚だ。これは長期構想だが、短中期的にも面白い存在になってきた。「エコ」(リチウムイオン電池)、「鉄道」テーマの切り口から、新春相場のコア銘柄として活躍する余地は大きい。

【提供:モーニングスター】
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コメント 2

ステ吉

変身期待銘柄、、、気にはなるところですが景気の二番底の心配がある以上、私のような小心者はなかなか踏み込めまないのが正直なところです。

でもそんなことを言っていれば儲けることができないわけで・・・難しいところですね。
by ステ吉 (2010-01-07 22:04) 

まーぶる

>ステ吉さん
ご訪問&コメントありがとうございます。

自分もなかなかこういったものに手を出せないのが心情です。
中長期で株を保有するほど予算に余裕がまだ無いので、買っておいて放置することができない・・・・・小心者です。

そうゆうところもまだまだ勉強不足だなと実感します・・・・ほんと難しいですねぇ(^^;
by まーぶる (2010-01-07 23:58) 

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