2月1日 来週の日本株の読み筋＝小幅なレンジで小動きか

2010/01/29 20:01

　来週（２月１－５日）の東京株式市場は、小幅なレンジで小動きか。

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２９日の急落で、日経平均株価は週足チャートで、一目均衡表の「雲」をわずかながら割り込んだ。すぐに復帰できれば下値支持線として意識されるが、「短期的に調整局面で、２月中の１万円割れ」（国内投信）を指摘する声もあることから、ここから大きく割り込むようだと調整が長引く可能性が高い。また、引き続き円相場を意識した展開が継続すると思われるが、米国の輸出拡大策や、中国の金融引き締め策で円安への過剰な期待は持ちづらい環境にある。１月中に日本株をけん引した海外勢の買いも２月以降は細るとの声もあり、円高が進めば下値を模索する場面がありそうだ。 　来週はトヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、ソニー <6758> が決算を発表する。トヨタは米国でリコールの問題が浮上しており、１０年３月期の見通しには懸念が残る。主力企業の決算を控え、様子見気分も強まりそう。また、連日で報じられる韓国・北朝鮮との問題で、「悪化するようなら地政学的リスクも懸念されてくる」（中堅証券）との声もある。（宮川子平） ◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。 提供：モーニングスター社

タグ：予想 トヨタ 2月1日 株価 来週 除菌 空気清浄機 中国 ナノイー 株式市場 リコール １万円割れ