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狙いは夫婦でチビチビ!? グリコが仕掛ける“おつまみパスタ”「タパスタ」 [購入体験レポート]
2005年に「クラッツ」でおつまみ市場に参入、08年に発売した「チーザ」が発売後に生産が追いつかず販売休止になるほどブレイクした江崎グリコ。
同社が“おつまみスナック”シリーズ第3弾商品として投入した「タパスタ」が幸先よいスタートを切っている。
タパスタは、幅3ミリの細長いパスタに味を練りこんで焼き上げた“おつまみパスタ”。
イタリア料理でおつまみとして出される「揚げパスタ」がモチーフになっている。
その独特のカリカリとした食感が特徴だ。
製麺業界などで使われている「脱気混合技術」(空気を抜く技術)を採用し、弾ける食感を出した。
商品化のきっかけは、ポッキー担当の研究員がすごく細いプレッツェルを作っているのを目にしたこと。食べてみるとガリゴリとした面白い食感で、「頭の中に『揚げパスタ』が浮かんだ」(タパスタを手がけた江崎グリコ マーケティング部の松長直樹氏)。
ビールに合うガッツリ系のクラッツ、人気のおつまみであるチーズをモチーフにしたチーザに対し、ポリポリとかじりながらチビチビ酒を飲むスタイルを提案でき、パスタなら味のすみ分けもできると考えた。
ずっとかじっている感覚で、夫婦でゆったりと飲むときにいつまででも食べていられることを意識したという。
また細さと長さにこだわり、プリッツでもこれほど長いものはないという。さらにパスタらしく見えるように色も付けた。「脱気の技術を採用したからこそ、鮮やかな色目になった」(松長氏)。
■ 団塊ジュニアをターゲットに、おつまみ市場に参入「洋風」「少量」「濃厚」の“おつまみスナック”を提案
そもそも同社がおつまみ市場に参入するプロジェクトが立ち上がったのは、約10年前。少子高齢化に対し、菓子メーカーとして将来的にどうするかという話になったときに、切り口の1つとして「おつまみ」が挙がった。2003年の規制緩和で酒類の取り扱いチャネルが増えたことも追い風になった。
一方、スナック菓子の成功は、同社の悲願だった。「過去に何度もスナック菓子棚にエントリーする商品を出したが、残っているのは『コメッコ』くらい。そのなかで、『大人スナック』ならいけるのではないかという考えがあった」(松長氏)。
ターゲットとしては、団塊ジュニアを意識。「気に入ったもの(こと)には非常に深く入れ込み、出費をいとわない」「シンプルかつおしゃれで、質感の高いモノが好き」といった特徴をもつこの世代に気に入られる商品を目指した。
そこで、他社商品との差別化のために考えたのが、「洋風」「おしゃれ」「スマートで上質」という切り口。
「既存のおつまみは大量に入っていて飲みながらガツガツ食べるというイメージ。しかし、団塊ジュニアの飲酒シーンを聞いてみると、『食前や食後』『休日は昼間から』といった声が多く、おつまみは少量でいいのではないかと考えた」(松長氏)。その代わり、酒に合う濃厚な味にし、「洋風でおしゃれ」「少量・濃厚」という2つの軸で“おつまみスナック”を打ち出したわけだ。
第1弾の「クラッツ」(05年発売)、爆発的にヒットした「チーザ」(08年発売)ともに、前年の売り上げを上回り続けている。おつまみスナックはグリコの独壇場だ。
同社が“おつまみスナック”シリーズ第3弾商品として投入した「タパスタ」が幸先よいスタートを切っている。
タパスタは、幅3ミリの細長いパスタに味を練りこんで焼き上げた“おつまみパスタ”。
イタリア料理でおつまみとして出される「揚げパスタ」がモチーフになっている。
その独特のカリカリとした食感が特徴だ。
製麺業界などで使われている「脱気混合技術」(空気を抜く技術)を採用し、弾ける食感を出した。
商品化のきっかけは、ポッキー担当の研究員がすごく細いプレッツェルを作っているのを目にしたこと。食べてみるとガリゴリとした面白い食感で、「頭の中に『揚げパスタ』が浮かんだ」(タパスタを手がけた江崎グリコ マーケティング部の松長直樹氏)。
ビールに合うガッツリ系のクラッツ、人気のおつまみであるチーズをモチーフにしたチーザに対し、ポリポリとかじりながらチビチビ酒を飲むスタイルを提案でき、パスタなら味のすみ分けもできると考えた。
ずっとかじっている感覚で、夫婦でゆったりと飲むときにいつまででも食べていられることを意識したという。
また細さと長さにこだわり、プリッツでもこれほど長いものはないという。さらにパスタらしく見えるように色も付けた。「脱気の技術を採用したからこそ、鮮やかな色目になった」(松長氏)。
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■ 団塊ジュニアをターゲットに、おつまみ市場に参入「洋風」「少量」「濃厚」の“おつまみスナック”を提案
そもそも同社がおつまみ市場に参入するプロジェクトが立ち上がったのは、約10年前。少子高齢化に対し、菓子メーカーとして将来的にどうするかという話になったときに、切り口の1つとして「おつまみ」が挙がった。2003年の規制緩和で酒類の取り扱いチャネルが増えたことも追い風になった。
一方、スナック菓子の成功は、同社の悲願だった。「過去に何度もスナック菓子棚にエントリーする商品を出したが、残っているのは『コメッコ』くらい。そのなかで、『大人スナック』ならいけるのではないかという考えがあった」(松長氏)。
ターゲットとしては、団塊ジュニアを意識。「気に入ったもの(こと)には非常に深く入れ込み、出費をいとわない」「シンプルかつおしゃれで、質感の高いモノが好き」といった特徴をもつこの世代に気に入られる商品を目指した。
そこで、他社商品との差別化のために考えたのが、「洋風」「おしゃれ」「スマートで上質」という切り口。
「既存のおつまみは大量に入っていて飲みながらガツガツ食べるというイメージ。しかし、団塊ジュニアの飲酒シーンを聞いてみると、『食前や食後』『休日は昼間から』といった声が多く、おつまみは少量でいいのではないかと考えた」(松長氏)。その代わり、酒に合う濃厚な味にし、「洋風でおしゃれ」「少量・濃厚」という2つの軸で“おつまみスナック”を打ち出したわけだ。
第1弾の「クラッツ」(05年発売)、爆発的にヒットした「チーザ」(08年発売)ともに、前年の売り上げを上回り続けている。おつまみスナックはグリコの独壇場だ。
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「クラッツ」、大好きでした!
このタパスタも食べてみたいですね♪
by かずっちゃ (2010-07-26 14:27)
>かずっちゃさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
私はお酒のつまみにチーザにかなりはまってました(^^;
タパスタもかなり期待できそうですね。
by まーぶる (2010-08-01 21:34)